年2回、春と秋にバスを使って家族会研修を行っています。今回で6回目になりますが、今までに奈良の「あおはに」、加古川の「はぐるもの家」滋賀県の「ぱれっと」など先進的な取り組みを行っている施設見学を実施しました。今回は関西で初めて大学の中に特例子会社を設立した立命館大学の見学を行いました。同大学では初めに会社の概要説明を受けました。衣笠キャンパスと茨木キャンパスで主に知的や精神に障害のある方々が15人と10人そして3人~4人の支援員とでキャンパス内の清掃作業をしていました。清掃作業といってもトイレ掃除や教室の掃除ではなく、主にゴミの分別作業を行っていました。京都市ではゴミの分別が厳しく6種類程度に細かく分けなければならず、人手が沢山かかるとの事でした。働いている人たちは平均的に皆さん若く、支援学校の新卒の人や就業生活支援センターからの紹介の人たちでした。ちょうどお昼前だったのでしばらく作業を見学して、11時30分から食事ということで皆さん思い思いに休憩室でお弁当を食べていました。いろいろ質問させていただきましたが、例えば離職状況に関してはほとんど辞める人はいない。また3年間務めれば60歳定年まで働くことができるなど労働条件にも恵まれていると感じました。授産場からも是非雇って頂ければ(茨木キャンパスで)長期間にわたって働けるのではないでしょうか。今後、実習をさせて頂くなどしてて繋がりを築いて行きたいと思っています。
立命館大学を見学した後は嵐山へ移動し秋の京都を満喫しました。今後も年2回家族会研修を実施しますので是非多くの保護者の方また保護者OBの方たち奮ってご参加ください。
■保護者会秋の研修会
施設見学:滋賀県栗東市にある「パレット・ミル」就労移行支援、就労継続A型就労継続B型施設の見学を行いました。B型で平均工賃71,000円や施設外就労で1ヶ所当たり多い所で1ヶ月100万というのは驚き。 帰りは塗り替えが終わったばかりの宇治の平等院の見学をしました。みなさん(19名)は大満足?でした



